日々、旅♪

遠くに行っても、行かなくても、 毎日は旅しているように新しい。
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『裏庭』 その2
JUGEMテーマ:ファンタジー

090526_1039~001_001.jpg『裏庭』の続きです。(写真は時々行くハーブガーデンで、この本とは関係ありませんが・・・)
その内容は
昔、英国人一家の別荘だった、今では荒れ放題の洋館。高い塀で囲まれた洋館の庭は、近所の子供たちにとって絶好の遊び場だ。その庭に、苦すぎる想い出があり、塀の穴をくぐらなくなって久しい少女、照美は、ある出来事がきっかけとなって、洋館の秘密の「裏庭」へと入りこみ、声を聞いた―教えよう、君に、と。少女の孤独な魂は、こうして冒険の旅に出た。少女自身に出会う旅に。(「BOOK」データベースより)
梨木香歩さんの本はずっと気になっていた。どの本も、タイトルだけでも心惹かれるものがある。でも読まないでいたのは、大好きなものをとっておくような思いがあったのかもしれない。文庫版は、本屋さんに行ったけれど、ちょうど在庫切れ。それならと図書館へ向かった。児童書のコーナーに『裏庭』はあった。
児童書?! 子供向けの本なら読みやすい、と思ったら裏切られる。幾重にも重なったストーリー。裏庭には広大な土地が広がり、長い年月が蓄積している。
少女の心の成長を象徴的に描いたというには豊か過ぎる裏庭の世界。
ジグソーパズルを完成させていくように読んでいった。
完成した一枚の絵を見て、やっと相互関係が明白になってきた。が、今でも全て理解できたわけではない。
自分のことを振り返る・・・少女だった頃、私もあのような旅をしていたのだろうか。
スナフキンのような人に出会い、血が流れ出すような不思議な服を身につけ、音読みの婆にアドバイスをもらい・・・闘ったり、急な斜面を登ったり、また深く深く落ちていったり・・・していたのかもしれない、心の中で、裏庭の中で。
では、裏庭は現実には存在しないのだろうか・・・「裏庭を必要としない人」には無いも等しいのは確かだけど。
図書館でこの本を借りる時、こんなことがあった。先ず『裏庭』を検索してみると「児童書 ファンタジーの棚にあります」と表示され、分類番号も分かった。それに従って探したけれど無い。
貸し出し中の表示はなかったから、本は確かにあるはず。でも、何回見ても無い。
その時ちょうどレファレンスコーナーから職員の方が・・・たいがい自力で探すのだけど、見つからないので声をかける。二人で探すが、やはり無い。おかしいですねと職員さんも首をひねった。ふと目を上げると「あー、ありました !」
特別に上の方に展示されていたことに、二人とも気がつかなかったのだ。「あれー、ここでしたか」と、申し訳なさそうにする図書館の人。(担当以外のディスプレイまでご存じなくても無理もないことです)

存在していても見えないことはあり得る=見えなくても存在するという一例。
ならば『裏庭』だって、もしかすると・・・




| 2009.06.30 Tuesday (09:30) | 音楽・本・アートなど | comments(4) | trackbacks(0) |
『裏庭』 その1
090622_0902~001_001.jpg朝は曇り空。夕方から雨。
ここ何日か暑かったのでホッとする。
午前中に、借りてあった本とCDを返しに図書館へ。
スーパーと公園にも寄る。

ここしばらく『裏庭』をしばしば訪れていた。
梨木香歩さんのファンタジー。
CDはいろいろなアーティストのオムニバス image 3♪
かなり厚い本。内容も複雑。ゆっくり時間が取れないため、なかなか進まない。
CDもたいがい家事をしながら聴いていた・・・主に食事の準備や片付けをしながら。
このふたつが、不思議とぴったり合っている。狙って借りたわけではなく偶然に。

本は1回通して読んだ後、所々スキップしながら読み返した。
その時、曲が聞こえてくる・・・
家事をしながら音楽を聴いていた。
その時、物語の場面が浮かんでくる・・・
というわけで、何とも面白い読書体験だった。
感想などは、また後日に・・・もう手元にはないのだけど。
 



| 2009.06.28 Sunday (22:10) | 音楽・本・アートなど | comments(0) | trackbacks(0) |
ヒール・ザ・ワールド
JUGEMテーマ:〜癒し〜

090626_0941~001_001.jpg久しぶりに「アンネのバラ」を見に・・・
何とバラの木のそばに、小さな一画が出来ていて、何本かの挿し木が !
まだ小さな苗木なのに花を咲かせていました。
『アンネのバラ幼稚園』という感じ。カワイイです。

今日は朝から一つの歌が頭の中を廻っています。
「ヒール・ザ・ワールド」 M・ジャクソンのバラードです。
マイケルの、特にファンではなかったけれど、同じ時代を生きてきたという親しみがあります。デビューしたばかりの頃の可愛らしい坊やだったことも微かに記憶にあるし・・・。
ここ何年か奇行が報じられ、どうしたのかと思っていた・・・でも、まさか、こんなに早く逝ってしまうなんて。
♪Heal the world
 Make it a better place
 For you and for me・・・

ゆったりとした、とても美しいバラードです。やわらかなヴォーカルは女性かと思うくらい。( ヒール・ザ・ワールドで検索をかけると動画でもウェブでも視聴できますので、ご存じない方はどうぞhttp://hitspv.com/article/48542350.html←現在の段階でこちらが視聴可能のようです。もし、閉じていたらゴメンナサイ。 )
今、あらためて思うと、彼はとてつもない大きな哀しみを背負っていたような気がしてなりません。マイケル、どうぞ安らかに眠ってください・・・




| 2009.06.27 Saturday (15:45) | 音楽・本・アートなど | comments(0) | trackbacks(0) |
雲の上には
JUGEMテーマ:自然
090626_0529~001_001.jpg梅雨の中休み。
早朝の北の空には繊細なすじ雲がたなびいていました。
すじ雲は絹雲、巻雲ともいいますが、雲の中では空の高い位置で生まれるようです。
その高さは5〜15kmとのこと。空を見上げている時、私はもっぱらその美しさばかりに目がいき、その中で何が起こっているのかまで、なかなか考えが及びません。

昨日、育てているグリムスの木にキャンドルが飾られていました。
グリムスの世界でのキャンドル・ナイトだったのですね。
キャンドル・ナイトにちなみ、少しは環境問題についても学ぼうとオゾン層破壊について調べてみました。
その中で先ず驚いたこと、それはオゾン層の高さについて。
オゾン層は地上からどれくらいの所にあるでしょう?
私は漠然と非常に高い所、遥か遠くにあると思っていましたが、何と20〜30kmだそうです。
とすれば、これらのすじ雲からそう遠くない所にオゾン層は広がっているということ・・・確かに「雲の上の話」ではありますが、意外に近い存在でした。



| 2009.06.26 Friday (18:48) | | comments(4) | trackbacks(0) |
あおうめ
JUGEMテーマ:自然
090625_1122~001_001.jpg

今日は仕事で青梅駅の近くまで行く日。
帰りに金剛寺まで足を延ばしてみました。
ここには、ちょっと気になる木が・・・
平安時代に活躍した平将門の伝説を持つ古い梅です。
季節が過ぎても黄色にならず、実が落ちるまで青い。
このため「青梅(あおうめ)」と称せられ、青梅市の名称もここから付けられたと言われます。
先日、近くの梅が黄色くなって落ちているのを見かけたので、「あおうめ」はどうなっているかな、と・・・

090625_1120~001_001.jpg一見、実が無いようでしたが、枝の間をよく見ると、ありました。
確かに青い実が。
境内には他にも梅の木があります。池のそばの木の下には黄色や橙色の実が落ちていました。ということは、気象条件などで生育が遅いわけではないようです。
青いままの梅というのは本当なのか?!
個体差ということもあるので、もう1回くらい見てみたい・・・
それにしても、なぜ青いままなのでしょう???

090625_1126~002_001.jpg*おまけ*
このお寺に併設されている幼稚園のバスです。
かわいいポケモンバス。
残念ながら前面が見えませんが、ピカチューの顔が付いています。『となりのトトロ』の猫バスみたい♪
カラフルなモンスターボールも並んで。
子ども達の夢を乗せて走ります☆





| 2009.06.25 Thursday (17:01) | 植物 | comments(2) | trackbacks(0) |
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