日々、旅♪

遠くに行っても、行かなくても、 毎日は旅しているように新しい。
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吉川英治記念館

JUGEMテーマ:おでかけ・散歩

 

 

 

櫛かんざし美術館の帰り道、吉川英治記念館にも寄ってみました。

吉野街道沿いにあります。

 

記念館については、こちらをどうぞ↓

 

青梅市吉川英治記念館

 

 

 

記念館の入り口。

ここへは昔、夫の両親に連れられて来たことがあるのですが、まだ次女も生まれていなかった頃で、あまり覚えていませんでした。

殆ど初めて来たという感じ(^^;

 

 

 

展示館へはお庭の遊歩道を辿りながら行くようになっています。

はやくもオミナエシの花が。

 

 

 

木陰は涼しく、様々な緑が綺麗でした。

シュウカイドウのピンク色がアクセント☆

 

 

 

ここでもレンゲショウマが咲いていました。

御岳の夏のシンボルですね(^-^)

 

 

 

展示館では『文豪とアルケミスト』から、4人の文豪がお出迎え。

私はゲームというものを全くやらないので知りませんでしたが・・・

へ〜、こういう世界があるのかと驚いたり感心したり。

 

『文豪とアルケミスト』については、こちら↓

 

文豪とアルケミスト - 公式 - DMM GAMES

 

 

吉川英治さんも、とても素敵に描かれています。

歴史小説が多いので、それらしい衣装を身に着けて。

他の3名の作家も、かなり飛躍してはいますが ( 笑 )どことなく面影があることが面白いと思いました。

文化ですねぇ〜(^-^)

 

吉川英治をはじめ、彼と親交があった川端康成、室生犀星、菊池寛などの直筆原稿や書簡の展示は、とても興味深いものでした。

「文豪」たちの作品を私はあまり読んでいませんが、その文字に接することにより、とても親しみを感じました。

 

 

展示を見た後は、母屋へ。

 

 

外は猛暑でも、涼やかでくつろげる母屋。

開放感のある畳の部屋は懐かしい感じがしました。

 

 

 

玄関からの眺め。

いつまでも、ここにいたいと思わせるような母屋でした。

 

 

古いものに触れ、また新しい文化にも接し、色々な収穫があった夏の一日。

市内で過ごす早目の夏休み・・・楽しい思い出ができました ♪




| 2021.08.12 Thursday (13:28) | 音楽・本・アートなど | comments(0) | - |
櫛かんざし美術館

JUGEMテーマ:おでかけ・散歩

 

 

先週の水曜日、市内にある美術館へ ♪

我が家から車で約30分。

平日なので道も館内も空いていて、ゆっくり鑑賞することが出来ました。

 

美術館については、こちらをどうぞ ↓

 

櫛かんざし美術館-kushikanzashi Museum|東京都青梅市 ...

 

 

 

ロビーからの眺めです。

ここは撮影OK (^-^)

 

展示は予想以上に素晴らしいものでした。

装飾品には全く興味が無かったので、今まで訪れなかったのですが、今回鑑賞出来て本当に良かったです。

 

櫛やかんざしの美しさには目を見張るばかり☆

他にも「変わり矢立」の特別展示があり、とても興味深いものでした。

昔の人々のセンスと技術にびっくり。

あらためて日本の美術工芸品の素晴らしさを知りました。

 

 

 

お庭を散策することも可能。

とても暑い日でしたが、木陰は涼しく、御岳渓谷の景色を楽しめました。

 

 

 

苔も美しく・・・

 

 

エメラルド色の多摩川も気持ちの良い眺め。

 

 

 

子どもたちのラフティング教室 ? のようなものが開かれていて、飛び込みの練習の後、ボートで下流へ。

楽しいものを見せてもらいました(^-^)

 

 

 

まだ殆ど蕾でしたが、思いがけずレンゲショウマのお花も !

数は少ないですが、御岳山まで行かなくても見られます (^0^)




| 2021.08.10 Tuesday (14:40) | 音楽・本・アートなど | comments(0) | - |
ロウバイと『ライオンのおやつ』

JUGEMテーマ:日々のくらし

 

 

少しだけ暖かさが戻ったので、市内にある花木園へ ♪

梅はまだですが、ロウバイが咲いていました。

 

 

少しだけ力強さを増したお日様の光の中でキラキラ☆

ほのかに良い香り。

ロウバイは梅ではないけれど・・・

 

「私は、目を閉じて大きく息を吸い込んだ。確かに、ほんのり柔らかい、梅の香りがする。思いっきり息を吸い込んだら、体の内側にたくさんの梅の花が咲いたような気分になった」

 

読み終えた『ライオンのおやつ』の中の文章を思い出しました。

 

 

この本は話題になったので図書館での予約待ちがすごい数になっています。

調べると地元では84番目。

ところがF市では貸し出し可となっていたので早速予約して借りてきました。

西多摩地区では近隣図書館の本も借りられます(^^

 

『ライオンのおやつ』という書名から受ける印象とは全く異なる「死」というものをとり上げた深くて重い内容。

重いといっても、その先にパ〜ッと開ける明るさを感じました。

 

この本に関してはポプラ社のサイトへ ↓

あらすじや小川糸さんからのメッセージも読めます。

 

ライオンのおやつ|ポプラ社

 

この他に、著者の小川糸さんて、どんな方なのかなと『育てて、紡ぐ。暮らしの根っこ』という本も読んでみました。

いろいろなことが分かって楽しかったです(^^

 

たとえばペンネームの由来とか。(私は「糸」は違うと思っていましたが、小川の方は本名かと漠然と思っていました)

愛犬の名前は「ゆりね」ちゃんだとか。

一年の過ごし方も興味深かったです。

冬は執筆に集中。

春はそれを読み直す。

夏は仕事をお休みにして、秋に作品を発表。

冬が来たら、また新たな作品の執筆に、という具合。

ふんわりとキリっとが同居している方だと感じました。

 

小川さんは私にとって、いつもチェックしている作家さんでは無いのですが、ブログ友さんが最新作『とわの庭』を教えてくださったので、また小川ワールドに入りました(笑

今、図書館で予約待ちです。

3番目・・・もうすぐですね(^0^)

 

本との出会いにも「ご縁」というものがあります。

本屋さんや図書館で、ふと手にとってみたり、何かのきっかけで、急に読んでみようかなという気持ちになったり。

 

もう一人のブログ友さんが書店で小川糸さんの『サーカスの夜に』を購入されたとか・・・

次に読む本として、心の中に書き留めました 。

読みたい本があるって、幸せなことだなぁ ♪




| 2021.01.22 Friday (15:00) | 音楽・本・アートなど | comments(4) | - |
『 雨ふりの本。』

JUGEMテーマ:日々のくらし

 

 

梅雨明けが少し見えてきた感じがしますが、昨日は一日雨。

そして今日も時々パラパラと。

 

雨が続くと、本棚から取り出してくる一冊の本があります。

全部読み通すことはなく、その時に応じて拾い読み。

読まずに写真だけ眺めることもあります。

 

 

 

雨の日に読みたい大好きな一冊。

その名も『 雨ふりの本。』

著者は「十一月、空想百貨店。」

 

内容は・・・

雨音を聞いたり、語ったり、訪ねたり、味わったり、作ったり、清らかに「雨ふり」を楽しむために、つぎの雨がきっと待ち遠しくなる、ライフスタイルブック。

鎌倉、江ノ島、葉山、横浜、湘南に降る雨を集めました。( 「BOOK」データベースより )

 

 

 

雨の日のように、しっとりとした美しい本です。

どこを開いても心地よい ♪

 

 

 

お料理の作り方もあったり・・・

これはキヌアの優しいおかゆ。

美味しそうな写真は見るだけで満足して、まだ実際に作ったことはありませんが(^^;

 

 

 

この本を手にしたきっかけは、ピアニスト妹尾武さんの記事があったから。

もともと妹尾さんの奏でるピアノ曲が好きだったうえに、次の言葉があったので。

「僕は天気雨が好き」

天気雨 ! 私も小さいころから大好きだったのです。

神秘的で美しくて、でも、ちょっと切ないような感じが。

 

 

 

そして妹尾さんが選んだ雨の日に聞きたい曲の中に、私のお気に入りのCDがありました。

マイケル・フランクス『ドラゴンフライ・サマー』

こういう一致は、とても嬉しい(^^)〜♪

 

 

 

終わりの方には、気象予報士の森田さんのインタビューも載っています。

今回読んでみて、あらたに素敵な言葉を見つけました。

 

雨は不安定な状態を解消するために降る。不安定な大気が安定したら雨はその役目を終えて止む。雨は悲しみの水滴ではなく、

「明るくおだやかな明日を迎えるための準備なんですよ」

 

そしてもう一つ、あらためて知ったことも。

「今僕らが見ている雨は、10分間くらい前に生まれたものなんだよ」

 

今まで何回もこの本を開いていたのですが、なぜか通り過ぎていました。

天気雨が降るしくみも、これで説明されています。

 

 

 

「雨」に、より深く思いをはせると雨の日の捉え方が変わってくるような気がします。




| 2020.07.24 Friday (15:21) | 音楽・本・アートなど | comments(0) | - |
読み返した本のこと

JUGEMテーマ:絵本紹介

 

 

連休はステイホーム☆

様々な切り抜きや本棚の整理をしています。

 

久しぶりに『わたげちゃん』と『みどりのゆび』を読み返しました。

『わたげちゃん』の絵はジャクリーヌ・デュエム。

この人の絵に一目ぼれして思わず手に入れました・・・

ずいぶん昔、まだ中野区に住んでいた頃のこと。

 

 

わたげちゃんは生まれつき重みが無い女の子。

ジャンプが得意ですが空は飛べません。

タンポポの綿毛のように風に運ばれていくだけ。

そんなわたげちゃんが不思議なリスに出会い、腕を翼に変えてもらいました。

大喜びで鳥のように空を飛ぶわたげちゃん。

でも・・・

 

 

どのページにも様々な植物や虫たちが描かれています。

買った当時、これらの草花は、もちろんモデルはあるのでしょうけれど作者の想像力の賜物だと思っていました。

それが今、あらためて見てみると分かるのです、これはフリージァ、ここにはカタクリの花、アカツメクサもある・・・などと。

 

 

 

苺の可愛らしいお花や実もありますね。

鳥や蝶などは草花に比べると、はっきりと何とは分かりませんが、これらもそのうちに名前を知ることになるかもしれません。

 

 

 

このページの左端に描かれているのは、きっとクリスマスローズです(^^

 

もちろん描かれているものが何か分からなくても、そのファンタジックな世界を楽しむことが出来ます ♪

ただ、年月を経て見出したものがあったことを嬉しく感じたのでした。

 

 

もう一つの本『みどりのゆび』

これは絵本ではありませんが、細密な挿絵が幾つもあります。

ペン画でしょうか、とても緻密。

これを描いているのが何と『わたげちゃん』と同じジャクリーヌ・デュエムさん。

色はありませんが、やはり植物や動物がたくさん描かれている様子が似ています。

 

 

 

 

裕福に暮らすチト少年は、お父さんが兵器を作る人だったことを知り、驚きました。じぶんが不思議な(みどりのゆび)をもっていることに気づいた少年は、町じゅうに花を咲かせます。チトって、だれだったのでしょう? ( BOOK 「データベース」より )

 

さて、チトって、だれだったのでしょう?

こちらは今も手に入る本ですので、興味を感じられた方は、ぜひどうぞ。

不思議な、そして深い深いお話です。




| 2020.05.02 Saturday (14:37) | 音楽・本・アートなど | comments(2) | - |
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